安全とは?
呼吸のできない水中世界へ行くこと 波や流れなど陸上にはない環境の変化 このようなことだけを想像すると安全を脅かす不安を大きくしてしまいそうですが、これを危険だと決めてしまうことはできないでしょう。
間違えてはいけないのは「海」が危険なのではないということです。安全とはダイビングを行う前の準備であり、ダイバー自身の考え方が準備への実行につながるので、根本はダイバー自身の考え方に左右されるということなのです。
海に行くまでの間に何回、ダイビング器材に触れて来ましたか?自分の器材を自分でセッティングできますか?自分が使用するフィンやウェットスーツなどのフィット性と装備は最適だと確信していますか?安全ツールの使用法などは完璧に身につけていますか?ダイビング前日あるいはそれよりも前から体調は万全ですか?当日の飲酒喫煙は禁物です。
そして何より、一緒に潜る仲間やインストラクターはあなた自身のことをどのくらい理解していますか?あなたは一緒に潜る仲間やインストラクターの何を信頼していますか?
スクーバダイビングに関わらず、人としての信頼を経験やスキルや資格だけで決められるでしょうか。多くの方は「No」と答えるでしょう。
安全とは一緒に潜る人同士の信頼関係です。信頼は積み上げてゆくものですから講習から講習後、その先もずっと共に過ごしてくれる相手でなければ手に入れることは困難です。
ぜひサマータイムダイビングスクールで一緒に「安全」を作ってください。
どんなことでもインストラクターに相談して、長く、そして安心してスクーバダイビングを生涯の素晴らしい趣味にしてください。